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よかろうもん

第二の故郷、東京金町に帰省した

第二の故郷、東京金町に急きょ帰省した。

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金町の親友が金町を離れるとのことで、いつもの馴染みのお店で乾杯して思い出を語り合う為。ただ、それだけの為に飛行機に乗った。そんな旅も悪く無い。

馴染みのお店は京成金町駅の横を入った栄通りの入り口に赤ちょうちんを構える「居酒屋よっちゃん」。佇まいは小汚く京成金町線の線路沿いに建っているので電車が通る度にお店が揺れる。そんなお店だけど、とり串や牛すじ煮込み、シチューやカレー、客のワガママに応える創作料理等美味しくてお酒が進む。そして、何よりも独身時代は夕飯でお世話になっていた。残業でどんなに遅くなっても赤ちょうちんに照らして待ってくれるようなマスターの人情に惹かれた。まさにもうひとりの父親のように盃を酌み交わしながら相談や世間話で夜が更けていったのがとても懐かしい。

お店に入ると金町時代と何も変わらない声で迎えてもらった。

「いらっしゃい、何、飲むんだい」

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そんなマスターと一枚。

よっちゃんでお腹を満たした後、金町のパイセン「キョウジさん」も合流してカラオケスナック「やすらぎ」へ。色々と紆余曲折があったと聞くがとても仲が良い夫婦の「やすらぎ」のマスターとママ。「キョウジさん」、「やすらぎ」のマスターとママにも金町での一人暮らしを充実させてもらってとてもお世話になった。久し振りに顔を合わせても昔と変わらず快く迎えて貰えて嬉しかった。

そして、今朝。

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帝釈天まで散歩してからよっちゃんマスターと朝ごはんを「よし甚」で食べた。「よし甚」は「居酒屋よっちゃん」の近所でパイセン「キョウジさん」とそのご家族が営んでいる定食居酒屋さんで手頃な美味しい定食を食べさせてくれるお店。マスターは「ロースカツ定食」と「いつものサラダ」、自分は「天ぷら定食」を食べた。お互いに空腹だったようで何も語らず黙々と食べてごちそうさま。よし甚を出て、栄通りを少し歩きながらも無言だったので「マスターの誕生日っていつだっけ」と振ってみたら、「325」ってマスターは笑いながら答えてくれた。誕生日に何か送るとか、まだ、何も考えていないけど、せっかく聞いたので誕生日のお祝い位はこれからして上げれたらなと考えている。

別れ際、「じゃ、マスター帰ります!」と言うによっちゃんマスターが「また、来いよ」って満面の笑顔で見送ってもらった。マスターは仕込み前の一眠りをしに自宅に帰っていった。

金町を離れて 5 年、東京を離れて 1.5 年位、街並みも人情も何一つ変わっていなくて泣きそうになった。そして、そんな人情味あふれる故郷を持てて幸せでありがたいなと思いながら金町をあとにする。

今回、ちょっと強引だったけど金町に帰省することが出来て本当に良かったと思う。そもそもの目的だった親友とも話しをする事が出来たし、親父や懐かしい人たちとも過ごすことが出来た。本当に感謝。また、今回の帰省は奥さんの後押しもあり実現したので奥さんにも感謝。

本当にありがとう、また遊びに行きますね。