ようへいの日々精進XP

よかろうもん

誰かが何かで得する mount の --bind オプションでディレクトリをマウントするメモ

知らんやった

mount コマンドのオプションに --bind というオプションがあって、これを使うとディレクトリをマウントすることが出来る。

/var/www/html/kappa を /home/kappa/www/html にマウントする

$ cat /etc/system-release
CentOS Linux release 7.2.1511 (Core)

$ sudo mount --bind /var/www/html/kappa /home/kappa/www/html

$ mount -l | grep kappa
/dev/xvda3 on /home/kappa/www/html type xfs (rw,relatime,attr2,inode64,noquota) [/]

fstab には

以下のように書く。

/var/www/html/kappa                /home/kappa/www/html            none    bind            0 0

誰得、何得なのか

試行錯誤中だが vsftpd で chroot しているユーザーに対して、複数の Root ディレクトリを提供したいんだけど、提供したディレクトリ以外へのアクセスは抑制したいと考えた末、試行錯誤した結果、以下のように設定してみた。

sudo mkdir /opt/kappa/root_dir1
sudo mkdir /opt/kappa/root_dir2
sudo mount --bind /path/to/root_dir1 /opt/kappa/root_dir1
sudo mount --bind /path/tol/root_dir2 /opt/kappa/root_dir2
local_root = /opt/kappa

上記のように設定することで、/path/to/root_dir1 と /path/to/root_dir2 へのアクセスは許可しつつ、上位ディレクトリや他のディレクトリへのアクセスを制限出来るはず。

但し、これだと mount ポイントや fstab の運用管理が破綻してしまう懸念がある。

以上

メモでした。