ようへいの日々精進XP

よかろうもん

Vagrant を MacOS X (macOS) で使ってみた一部始終 2020

tl;dr

昔, 以下のようなブログを書いていました.

inokara.hateblo.jp

7 年経って vagrant はまだ健在. 良いプロダクトは時を超えて使われ続けるんだなあと. ということで, 改めて macOS 上で vagrant仮想マシンを立ち上げたのでメモしておきます.

環境

$ sw_vers
ProductName:    Mac OS X
ProductVersion: 10.14.6
BuildVersion:   18G3020

$ vagrant version
Installed Version: 2.2.7
Latest Version: 2.2.7

VirtualBox のバージョンは バージョン 6.1.6 r137129 (Qt5.6.3) となります.

Vagrant のインストール

www.vagrantup.com

上記のサイトより, 環境に応じたインストールパッケージをダウンロードしてインストーラーに従ってインストールするだけです. 2013 年の記事では, gem install していたことを考えると敷居が少し下がった感じです.

起動したい仮想マシンイメージを探す

2013 年の記事では, 以下のサイトからマシンイメージを探していました.

www.vagrantbox.es

ですが, 現時点では,

app.vagrantup.com

Discover Vagrant Boxes よりイメージをしました.

例えば, Ubuntu 16.04 (ubuntu/xenial64) を検索すると, 以下のように Vagranfile のサンプルまでサジェストしてくれるので有り難いです.

f:id:inokara:20200426104758p:plain

Vagrantfile の作成

ドキュメントによると, vagrant の始め方としては vagrant init で Vagrantfile を生成するところ書かれています.

www.vagrantup.com

vagrant init で生成される Vagrantfile には多くの貴重な情報が書かれていて, Vagrantfile を書く上では非常に参考になりますが, 今回は, 以下のように最小限の Vagrantfile を直接作成して始めました.

$ mkdir project1
$ cd project1
$ vim Vagrantfile

以下の内容で作成します.

Vagrant.configure("2") do |config|
  config.vm.box = "ubuntu/xenial64"

  config.vm.provider "virtualbox" do |vb|
     vb.memory = '512'
  end  
end

仮想マシンの起動

あとは, vagrant up仮想マシンを起動するだけです.

$ vagrant up

しばらくすると, 仮想マシンが起動するので vagrant ssh でログインします.

$ vagrant ssh
Welcome to Ubuntu 16.04.6 LTS (GNU/Linux 4.4.0-177-generic x86_64)

 * Documentation:  https://help.ubuntu.com
 * Management:     https://landscape.canonical.com
 * Support:        https://ubuntu.com/advantage

 * Ubuntu 20.04 LTS is out, raising the bar on performance, security,
   and optimisation for Intel, AMD, Nvidia, ARM64 and Z15 as well as
   AWS, Azure and Google Cloud.

     https://ubuntu.com/blog/ubuntu-20-04-lts-arrives


0 packages can be updated.
0 updates are security updates.

New release '18.04.4 LTS' available.
Run 'do-release-upgrade' to upgrade to it.


Last login: Sun Apr 26 01:28:56 2020 from 10.0.2.2
vagrant@ubuntu-xenial:~$

おっしゃ.

以上

素敵な VirtualBox 生活をお楽しみください.