tl;dr
昔, 以下のようなブログを書いていました.
7 年経って vagrant はまだ健在. 良いプロダクトは時を超えて使われ続けるんだなあと. ということで, 改めて macOS 上で vagrant で仮想マシンを立ち上げたのでメモしておきます.
環境
$ sw_vers ProductName: Mac OS X ProductVersion: 10.14.6 BuildVersion: 18G3020 $ vagrant version Installed Version: 2.2.7 Latest Version: 2.2.7
VirtualBox のバージョンは バージョン 6.1.6 r137129 (Qt5.6.3)
となります.
Vagrant のインストール
上記のサイトより, 環境に応じたインストールパッケージをダウンロードしてインストーラーに従ってインストールするだけです. 2013 年の記事では, gem install
していたことを考えると敷居が少し下がった感じです.
起動したい仮想マシンイメージを探す
2013 年の記事では, 以下のサイトからマシンイメージを探していました.
ですが, 現時点では,
Discover Vagrant Boxes よりイメージをしました.
例えば, Ubuntu 16.04 (ubuntu/xenial64) を検索すると, 以下のように Vagranfile のサンプルまでサジェストしてくれるので有り難いです.
Vagrantfile の作成
ドキュメントによると, vagrant の始め方としては vagrant init
で Vagrantfile を生成するところ書かれています.
vagrant init
で生成される Vagrantfile には多くの貴重な情報が書かれていて, Vagrantfile を書く上では非常に参考になりますが, 今回は, 以下のように最小限の Vagrantfile を直接作成して始めました.
$ mkdir project1 $ cd project1 $ vim Vagrantfile
以下の内容で作成します.
Vagrant.configure("2") do |config| config.vm.box = "ubuntu/xenial64" config.vm.provider "virtualbox" do |vb| vb.memory = '512' end end
仮想マシンの起動
あとは, vagrant up
で仮想マシンを起動するだけです.
$ vagrant up
しばらくすると, 仮想マシンが起動するので vagrant ssh
でログインします.
$ vagrant ssh Welcome to Ubuntu 16.04.6 LTS (GNU/Linux 4.4.0-177-generic x86_64) * Documentation: https://help.ubuntu.com * Management: https://landscape.canonical.com * Support: https://ubuntu.com/advantage * Ubuntu 20.04 LTS is out, raising the bar on performance, security, and optimisation for Intel, AMD, Nvidia, ARM64 and Z15 as well as AWS, Azure and Google Cloud. https://ubuntu.com/blog/ubuntu-20-04-lts-arrives 0 packages can be updated. 0 updates are security updates. New release '18.04.4 LTS' available. Run 'do-release-upgrade' to upgrade to it. Last login: Sun Apr 26 01:28:56 2020 from 10.0.2.2 vagrant@ubuntu-xenial:~$
おっしゃ.
以上
素敵な VirtualBox 生活をお楽しみください.