YAPC::Fukuoka
「やぷし」という名前はずーっと聞いていたけど、なかなか参加出来ずにいたら福岡で開催するってことで募集が開始されたら速攻で申し込んだ。
申し込んだ時のパスワード忘れて参加票の 2 次元バーコードを取り出せずにアタフタしたけど、無事に会場に潜入することが出来た。
初めて LINE Fukuoka
会場は博多駅から徒歩一分の LINE Fukuoka さんのシャレオツオフィス。
シャレオツ過ぎて写真を撮るのすら忘れた。
ボクと Perl の関わり
Hello world レベル。
途中までの参加だったけど
奥さんの体調が悪かったり、掃除当番をさぼったツケがあったりして途中までの参加になったけど、お土産も沢山頂いたし、刺激となるようなお話も聴けたので十分にモトは取れた。
参加したセッションとざっくりとした感想
参加したセッション
- レガシーPerlと「今」を組み合わせ、開発を継続し続ける方法
- 稼働中の Web サービスの Perl 処理系バージョンアップをしていく話
- Be PaaS Monger - クラウドエンジニアの三大美徳、またはIaaSを使わない3つの理由
- コンテナを「守る」仕組みから、中身を理解しよう!
- システム障害をめぐる冒険(資料のリンクが見つからなかった)
- Productive Development Organization
Perl は公私共に使ったことがない身分ですが
最初の 2 セッションはそれぞれアプローチの方法等は異なるものの、古い Perl バージョンとどのように付き合ってきたか、付き合っていくかのお話だっと思う。
- 既に安定して動いてしまっているアプリケーション遺産に手を加えるのは大変そう…これって、言語に関係なく言えることなんだろうなあ
- ユニットテスト等もメンテナンスされなくなる
- 出来るだけ小さくシンプルにリリースを保つことで Perl のバージョンアップの手間を最小限に抑える努力をされているとのこと(これって、Perl に限らず他の言語でも言えることなんだろうなあ)
- ペパボのインフラエンジニアの皆さんには Golang が根付いていて、テストも書いちゃうらしい…スゴイなあ
クラウドエンジニアの三大美徳
Azure Web apps を例にクラウドエンジニアの三大美徳(怠惰であれ、短気であれ、傲慢であれ)を説かれた。
- 運用するな開発せよ…確かに、そう思う
- OS の管理をしたくない…その通り、やりたくない
- ネットワーク構成まで Infrastructure as a code したい…うむ、ぜひやりたい
コンテナ = Docker にあらず
ペパボの @udzura さん、haconiwa の udzura さん。
@udzura さんや @ten_forward の Linux コンテナ関連の資料は本当に勉強になるし、これらの資料を読むたびに Docker に踊らされていた自分が恥ずかしくなる。(決して Docker が悪いわけでは無い)
とにかく、コンテナ = Docker にあらず、cgroup や Linux Namespace や Linux Capability 等の技術の結集であるという点は忘れないようにしたい。
発表の内容とは関係ないけど、@udzura さんの発表のテンポがとても気に入っている。
ペパボさん x Github Enterprise x OpenStack
細かい技術のお話は出てこなかったが、ペパボさんが Github Enterprise(以後、GHE) を利用して、エンジニアだけではなく非エンジニアの方も巻き込んで生産性の向上にどのように取り組んでいるか等のお話。
アプリケーションリリース時のタグ打ちを自動化したり、エンジニアの評価を Pull Request ベースで行っていたり、それだけでなく企画進行等非エンジニアの方も積極的に利用されているのに驚かされた。また、それらのやり取りが GHE を通して全てのメンバーが見ることが出来る風通しの良さ。ほんと面白いというか凄い。メールを書いたりするような感覚で当たり前に GHE を使っちゃっているんだろうなあ。
生まれ変わったら試用期間でもいいから一度はペパボで仕事したいと思った。
ということで
途中までの参加となった YAPC::Fukuoka だけど、暑い博多で熱い気持ちになることが出来たと思うし、全てのセッションを通じて感じたのはコードが書けるようになりたいなあと思った次第(なんでか分からないけど)
登壇された皆さん、本当にありがとうございました。会場を提供して下さった LINE Fukuoka さんも有難うございました。そして…ムーン人形の頭をベタベタ触ってしまい本当に申し訳ございませんでした(初めての LINE Fukuoka で興奮していたのと、自分の頭に似ていたのでつい…)