ようへいの日々精進XP

よかろうもん

XenServer で NIC を bonding してみる

はじめに

  • 最近のサーバーは NIC のポートがいっぱいあるので bonding を試してみた
  • 久々の XenServer ネタ

参考


bonding とは

下図のようなイメージ。

f:id:inokara:20130928063535p:plain

ざっくり言うと...

  • 複数の NIC を 1 つの仮想的な NIC として扱うための技術
  • チーミング(Teaming)とも呼ばれる

XenServer での bonding

サポートされるモード

  • アクティブ / バックアップ(アクティブ / パッシブ) → 冗長性
  • アクティブ / アクティブ → 負荷分散
  • LACP リンクアグリゲーション

LACP リンクアグリゲーション

XenServer 6.1では、vSwitchネットワークスタックに対するLACPサポートが実装され、LACPリンクアグリゲーションが既存のボンディングモードに追加されました。LACPはvSwitchに対してのみサポートされています。
- via XenServerでのLACPボンディング - 設定とトラブルシューティング

bondig の作成

XenCenter から手軽に作成することができるが、仕組みを知るために xe コマンドで頑張る。尚、作成の前提として xe pif-list で物理 NIC の UUID を確認しておく必要がある。

物理 NIC の UUID を確認

xe pif-list

bonding に参加させる物理 NIC の UUID を控えておく。

bonding インターフェースが所属するネットワークを作成する

xe network-create name-label="xxx"

出力される UUID を控えておく。

bondig インターフェースを作成する

xe bond-create にて作成する。

xe bond-create network-uuid=${ネットワーク UUID} pif-uuids=${物理 NIC UUID 1},${物理 NIC UUID 2}...

bonding の確認

xe bond-list

を実行すると bonding で作成されたインターフェスの情報が出力される。

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まとめ

  • 意外にも簡単に NIC冗長化を試すことが出来た
  • Active-active は未検証
  • LAG(ラグ)って Link Aggregation のことやったんや