はじめに
- 最近のサーバーは NIC のポートがいっぱいあるので
bonding
を試してみた - 久々の
XenServer
ネタ
参考
bonding とは
下図のようなイメージ。
ざっくり言うと...
- 複数の NIC を 1 つの仮想的な NIC として扱うための技術
- チーミング(Teaming)とも呼ばれる
XenServer での bonding
サポートされるモード
- アクティブ / バックアップ(アクティブ / パッシブ) → 冗長性
- アクティブ / アクティブ → 負荷分散
- LACP リンクアグリゲーション
LACP リンクアグリゲーション
XenServer 6.1では、vSwitchネットワークスタックに対するLACPサポートが実装され、LACPリンクアグリゲーションが既存のボンディングモードに追加されました。LACPはvSwitchに対してのみサポートされています。
- via XenServerでのLACPボンディング - 設定とトラブルシューティング
bondig の作成
XenCenter
から手軽に作成することができるが、仕組みを知るために xe
コマンドで頑張る。尚、作成の前提として xe pif-list
で物理 NIC の UUID
を確認しておく必要がある。
物理 NIC の UUID を確認
xe pif-list
bonding
に参加させる物理 NIC の UUID
を控えておく。
bonding インターフェースが所属するネットワークを作成する
xe network-create name-label="xxx"
出力される UUID
を控えておく。
bondig インターフェースを作成する
xe bond-create
にて作成する。
xe bond-create network-uuid=${ネットワーク UUID} pif-uuids=${物理 NIC UUID 1},${物理 NIC UUID 2}...
bonding の確認
xe bond-list
を実行すると bonding
で作成されたインターフェスの情報が出力される。
まとめ
- 意外にも簡単に
NIC
の冗長化を試すことが出来た Active-active
は未検証LAG
(ラグ)ってLink Aggregation
のことやったんや