たのもう
- Datadog で取得出来る Amazon SES のメトリクスを確認する
参考文献
一本!
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ses/latest/DeveloperGuide/monitor-sending-activity.html によると、SES では以下のような送信イベントを監視しているとのこと。
イベント | 詳細 |
---|---|
バウンス | メールが受取人のメールサーバーにより拒否される(ハードバウンス)、Amazon SES が一定期間に再送してもメールを配信できなかった場合はソフトバウンスとなる |
苦情(complaints) | 受取人がメールをスパムとしてマーク |
送信 | Amazon SES への API コールに成功したため、Amazon SES がメールの配信を試行 |
拒否(rejects) | Amazon SES は、最初にメールを受け入れた後、ウイルスを検出して拒否 |
配信 | Amazon SES は、受取人のメールサーバーに E メールを正常に配信 |
Datadog では以下のようなメトリクス名で取得することが出来るとのこと。
メトリクス | 詳細 |
---|---|
aws.ses.max_24_hour_send | Maximum number of emails that can be sent in a 24 hour period(24 時間で送信可能なメール送信数) |
aws.ses.sent_last_24_hours | The total number of emails sent in the past 24 hours(過去 24 時間で送信されたメール送信数) |
aws.ses.bounces | The number of hard bounces(ハードバウンスの数) |
aws.ses.complaints | The number of complaints(苦情の数) |
aws.ses.deliveryattempts | The number of delivery attempts(配送を試みた数) |
aws.ses.rejects | Rejected send attempts(拒否した送信試行数) |
ハードバウンスについては https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ses/latest/DeveloperGuide/e-faq-bn.html に以下のように記述されている。
バウンス率には、まだ検証していないドメインに対するハードバウンスのみが含まれます。ハードバウンスは、"アドレスは存在しません" などの永続的な配信障害です。"メールボックスがいっぱいです" などの一時的かつ断続的な障害や、IP アドレスのブロックによるバウンスは、バウンス率にカウントされません。
苦情については https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ses/latest/DeveloperGuide/e-faq-cm.html に以下のように記述されている。
受取人が E メールの受け取りを希望していないことを報告した場合に、苦情が発生します。受取人は、E メールクライアントで “これはスパムです” などのボタンをクリックした、E メールプロバイダーに苦情を報告した、Amazon SES ディレクトリに通知した、またはその他の方法を使用した可能性があります。
ありがとうございました
ほとんどドキュメントの写経になったけど、改めてドキュメントを読んでみると認識に誤りがあったりしたので、勉強になった。