ようへいの日々精進XP

よかろうもん

Debian を運用していく上で覚えておきたいと思うイロイロな事

要件

  • 今まで LinuxCentOS 位しかまともに触ったことがない
  • そろそろ Debian も触ってみたいということで

内容

OS のバージョン確認

cat /etc/debian_version

こんな感じで出力される

6.0.6

パッケージ管理

  • apt-get とか apt-cache とか aptitude が存在する
  • それぞれ得手不得手がありそう
apt-get とか apt-cache
  • コマンドラインインターフェースのみを提供
  • マシンのリソースはあまり使わない→軽い
  • 複数バージョンの管理を行う場合には複雑
aptitude
  • コマンドラインインターフェースとフルスクリーンのインターフェースを提供
  • マシンのリソースを結構使う→重い
  • 複数バージョンの管理が容易
構文の比較(公式ドキュメントからの転載)
aptitude 構文 apt-get/apt-cache 構文 説明
aptitude update apt-get update パッケージアーカイブメタデーター更新
aptitude install foo apt-get install foo "foo" パッケージの候補バージョンをその依存関係とともにインストール
aptitude safe-upgrade apt-get upgrade 他のパッケージを削除すること無くインストール済みパッケージの候補バージョンをインストール
aptitude full-upgrade apt-get dist-upgrade <パッケージ> 必要なら他のパッケージを削除しながらインストール済みパッケージの候補バージョンをインストール
aptitude remove foo apt-get remove foo 設定ファイルを残したまま "foo" パッケージを削除
N/A apt-get autoremove 既に必要なくなっている自動済みパッケージを削除
aptitude purge foo apt-get purge foo 設定ファイルを含めて "foo" パッケージを完全削除
aptitude clean apt-get clean 収集されローカルに貯蔵されたパッケージファイルを完全消去
aptitude show foo apt-cache show <パッケージ> "foo"パッケージに関する詳細情報を表示
aptitude search "regex" apt-cache search "regex" "regex" とマッチするパッケージを検索

ネットワーク設定

インターフェース設定
  • 以下のファイルにて設定
/etc/network/interface
  • 以下のような設定になっている(DHCP で IP を取得する場合)
auto lo
iface lo inet loopback
allow-hotplug eth0
iface eth0 inet dhcp
ホスト名設定
  • 以下のファイルにて設定
/etc/hostname
/etc/hosts
  • /etc/hostname は以下のような設定になっている
debian
  • /etc/hosts は以下のような設定になっている
127.0.0.1       localhost
127.0.1.1       debian.hoge.com      debian

# The following lines are desirable for IPv6 capable hosts
::1     ip6-localhost ip6-loopback
fe00::0 ip6-localnet
ff00::0 ip6-mcastprefix
ff02::1 ip6-allnodes
ff02::2 ip6-allrouters
ネットワークサービスの再起動
  • init.d/networking にて制御する
/etc/init.d/networking restart

まとめ

  • パッケージ管理についてはどちらを使うかはポリシー次第?
  • ネットワーク設定は CentOS とは大きく違う印象
    • インターフェース設定はファイル一つ!
  • 「一部始終」ってタイトルにはちと苦しかった
  • 他にもありそうなので気づいたら追記していく