ようへいの日々精進XP

よかろうもん

kids ぢゃないけど kidsruby を試してみた

概要

kidsruby という子供向け Ruby 教材について twitter 上に流れていて、調べてみたら deb パッケージも配布されていたので試してみた。

f:id:inokara:20130616032623p:plain

学習用とは言え、ゲームまで作れるらしいのでこれで Ruby の勉強ができたらなって考えている。

詳細

インストール

インストールした環境は Debian 7(Wheezy)。こちらかダウンロードした deb パッケージを...

dpkg -i kidsruby-1.3.2-i686.deb

/usr/bin/kidsruby にインストールされるが、実際に起動すると libgthread-2.0.so.0: cannot open shared object file というエラーとなり起動することが出来ない。

足りないパッケージをインストール

ということで、以下のように必要(と思われる)パッケージを追加でインストール。

sudo apt-get install ia32-libs
sudo apt-get install ia32-libs-gtk

インストールが完了したら kidsruby を実行する。

起動

起動すると以下のような画面が表示され、すでに Ruby のコードを入力できる状態になっている。

f:id:inokara:20130616034059p:plain

左側にコードを入力して、右側にはその結果が表示される。ボタン等が一応、平仮名対応となっており子供を対象としたモノだと感じるがしかし...ヘルプでは様々なチュートリアルで楽しく Ruby が学習出来るようになっている。

f:id:inokara:20130616034542p:plain

ゲームを作ったり、対応したロボットを操作出来たりこれは子供でなくて大人でも楽しめそうなツールになっていると思う。ただ、二個ほど残念なのが...

  • 操作の度に (ruby:14979): Gtk-WARNING **: /usr/lib/gtk-2.0/2.10.0/engines/libxfce.so: 間違った ELF クラスです: ELFCLASS64 というエラーが出力される
  • ヘルプキーボードショートカットを選択するとヘルプ一覧に戻るメニューが無いので困る(右クリックの go back で戻ることが出来た)

まとめ

  • 名前とは裏腹に大人でも十分に楽しめるアプリケーション
  • これで Ruby の勉強が多少なりにも出来れば嬉しい